カーテンは意外とホコリや汚れがたまりやすいもの。「どのくらいの頻度で洗えばいい?」「洗濯機で洗っても大丈夫?」と迷う方も多いのではないでしょうか。今回は、カーテンの洗濯頻度や正しい洗い方、洗う前に確認したい注意点を専門店が解説します。
カーテンはどのくらいの頻度で洗濯する?

カーテンは毎日目にしていても、衣類や寝具のように頻繁に洗濯するものではないため、汚れに気付きにくいものです。
しかし、窓辺に掛けているカーテンには、ホコリだけでなく、花粉や室内のニオイなども少しずつ付着しています。
汚れたからすぐ洗うというより、定期的に状態を確認してお手入れすることが大切です。
ドレープカーテンとレースカーテンで洗濯頻度は違う?
窓側に掛かっているレースカーテンは、窓を開けた際の外気やホコリなどの影響を受けやすいため、ドレープカーテンより汚れが気になりやすい傾向があります。
一方、厚手のドレープカーテンも、ホコリや生活の中で発生するニオイなどが付着します。
洗濯する頻度だけにこだわるのではなく、カーテンの色や汚れ、使用しているお部屋の環境を見ながら判断するのがおすすめです。
カーテンを洗う前に必ず「洗濯表示」を確認
「カーテンだから洗濯機で洗える」と思って、そのまま洗濯するのはおすすめできません。
カーテンには、ご家庭で洗濯できるものだけでなく、洗濯機が使用できないものや、クリーニングが必要な生地もあります。
まずはカーテンに付いている洗濯表示を確認しましょう。

💡洗えないカーテンもあるので注意
カーテンは、生地の素材や加工方法によってお手入れ方法が異なります。
特にオーダーカーテンではさまざまな生地が使われているため、「以前使っていたカーテンが洗えたから、今回も大丈夫」とは限りません。
誤った方法で洗濯すると、
- 生地が縮んで丈が短くなる
- シワが取れなくなる
- 色落ちや色移りが起こる
- 生地の風合いが変わる
などの原因になることがあります。
洗濯表示が分からない場合や、ご自宅で洗ってよいか判断できない場合は、無理に洗わず購入したお店や専門店に確認しましょう
自宅でカーテンを洗濯する方法
洗濯表示を確認し、ご家庭で洗えるカーテンであれば、洗濯前の準備をしてから洗います。
大きなカーテンをそのまま洗濯機に入れるのではなく、生地への負担をできるだけ少なくすることがポイントです。
①カーテンフックをすべて外す
まず、カーテンレールからカーテンを取り外し、付いているカーテンフックをすべて外します。
フックを付けたまま洗濯すると、生地を傷つけたり、洗濯機の中で引っかかったりする可能性があります。
外したフックはなくさないよう、まとめて保管しておきましょう。
② カーテンをきれいにたたむ
カーテンはぐしゃぐしゃの状態で洗濯機に入れるのではなく、ヒダに沿って折りたたみます。
洗濯ネットを使用できる場合は、カーテンの大きさに合ったネットに入れて洗うと、生地への負担を抑えやすくなります。
③ 洗濯表示に合ったコースで洗う
洗濯機のコースや使用する洗剤についても、必ず洗濯表示を確認してください。
カーテンは大きな生地ですので、洗濯機に無理に詰め込むのも避けましょう。
一度に何枚も洗おうとせず、洗濯機の容量に合わせることが大切です。
カーテンは洗濯後の「干し方」も大切
カーテンは、洗うことだけでなく洗濯後の干し方も仕上がりを左右します。
洗濯が終わったカーテンを長時間洗濯機の中に置いておくと、シワの原因になることがあります。
カーテンレールに戻して自然乾燥
洗濯表示上問題がなければ、フックを取り付けてカーテンレールに戻し、カーテン自身の重みを利用して自然乾燥させる方法があります。
このとき、カーテンの水分で床などが濡れないよう注意してください。
また、窓を開けたり換気したりして、できるだけ風通しを良くしておきましょう。
天候や湿度にもよりますが、乾きやすい季節はカーテンのお手入れをする良い機会です。

久しぶりに洗うカーテンは「生地の劣化」に注意
ここは、長年使っているカーテンでは特に注意していただきたいポイントです。
「きれいにしようと思って洗濯したら、カーテンが破れてしまった」
ということがあります。
洗濯したらカーテンが破れた!なぜ?
長期間使用しているカーテンは、日光や紫外線などの影響を受け続けています。
見た目には問題がないように見えても、生地の繊維そのものが弱くなっている場合があります。
特に窓に近いレースカーテンは日光の影響を直接受けやすいため注意が必要です。
生地が劣化している状態で洗濯すると、取り外すときや洗濯中の力によって、生地が裂けたり破れたりすることがあります。
洗濯前にカーテンの状態をチェック
長年使用しているカーテンを洗う場合は、外す前に一度状態を確認してみましょう。
生地が薄くなっている部分がないか
小さな破れがないか
強い色あせや変色がないか
軽く触っただけで生地が弱く感じないか
このような変化がある場合は、生地が劣化している可能性があります。
「何年も洗っていないから、とりあえず洗おう」とすぐに洗濯するのではなく、
まず生地の状態を確認することが大切です。
カーテンの汚れを少なくするには日頃のお手入れも大切
カーテンのお手入れは、洗濯だけではありません。
日頃からカーテンに付いたホコリを軽く取り除いたり、お部屋を換気したりすることでも、きれいな状態を保ちやすくなります。
カーテンレールの上も忘れずに
意外とホコリがたまりやすいのが、カーテンレールの上です。
レールにホコリがたまっていると、せっかくカーテンをきれいにしても、再びホコリが付着してしまいます。
カーテンを取り外して洗濯する際は、普段は掃除しにくいカーテンレールや窓まわりも一緒にお掃除するのがおすすめです。

洗濯する?買い替える?迷ったときはカーテンの状態を確認
「洗濯すればまだ使えるのか、それとも買い替えた方がいいのか」
長年使用しているカーテンでは、判断に迷うこともあると思います。
洗濯しても取れない変色やくすみがあったり、生地が弱くなっていたりする場合は、カーテンそのものが買い替え時期を迎えている可能性があります。
その場合は、無理に洗濯を繰り返すのではなく、新しいカーテンへの交換を検討するのもひとつです。
キョーリツでは、オーダーカーテン選びはもちろん、出張採寸やカーテンレールの確認・交換、取付施工までご相談いただけます。
毎日使うカーテンだからこそ、正しくお手入れしながら、気持ちよく長く使っていきましょう!


